コミュニケーション能力の発達
人によって差はありますが、
正常発達では1歳前後で話し言葉が突然出現するようになると言われています。

ただそれまでの1年間、言葉は使われなかったものの,
乳幼児の生活世界にもコミュニケーションは存在しています。
言葉を発するまで
母親を中心とする他者とのクーイング(母音中心の言葉、あー、うー、いー、など)によるやりとりから、微笑むなどの非言語的コミュニケーションまでさまざま。

コミュニケーションの基盤となる食事動作
食事に使われる器官は同時に発声に使用される器官でもあります。

つまり食べることを通して話し言葉の身体的基盤に整えられることになります。
赤ちゃんと母親のやり取りは、言葉を獲得してから始まるのではなく、両者の相互交渉は授乳を通して開始されます。
- 姿勢(首が座っていないうちは)
- 顎を支える
- ペースどり
- 母乳(哺乳瓶)を吸う体験からの鼻呼吸
などなど。
改めて赤ちゃんが話しだす為に、
コミュニケーション能力を身につける為に、
食事って大切なんですね。

歯並びが悪く、滑舌も悪いと言われる私の幼少期は一体…母ちゃん…
もしも乳児期から食事をとるといった経験がなかったなら
もし、子どもが経管栄養であったり、逆流があったり、口から飲むのが難しかった経験があったりするならば、
失われている経験を補う必要があります。

顔のマッサージや
口を積極的に刺激することによって、
そういった負の経験を埋め合わせなければいけません。
- 顔をなで、それを口の方に動かす
- 顔や口にキスをする(このご時世感染リスクには気をつけなければいけませんね)
- (子どもが許容するようであれば)親の指を噛ませたり吸わせたりなどなど
たくさん遊ぼう!
赤ちゃんが声を出す(クーイング)と大人はしっかり「うんうん」や「~って感じたの?」「うれしいの?」など
赤ちゃんの気持を考え応えてあげましょう。
そのやり取りが言葉の発達の第一歩になります。
他に口腔内を鍛える手段として
いろんなおもちゃがあります。
よく見かけるこういったおもちゃも、
赤ちゃんの言葉の発達においてとてもいいことがわかりますね。
またこのようなおもちゃは後に起こりうる過敏症や歯磨きを嫌がることなどを避けるためにも役に立ちます。
さらに色んな体験を促すことで子どもに口を使うことが楽しいことだと理解させることが出来ます。
さいごに
今回お伝えしたかったことは、
”1歳になる頃に言葉が出始め、それまでの間の時間も大切”
ということではなく、
こどもによって言葉を話すまでの時間はさまざまです。
なので、
言葉を話すまで時間がかかっている(年単位)お子さんや
言葉を話すせるほどの口腔機能をまだ獲得出来ていないお子さんの場合でも
正常発達から考察すると、
”言葉が出るまでの期間も発語、コミュニケーション能力を高める上で大切な時間”
ということです。
個別に応じ、その子どものペースに合わせ成長を支えて行きたいものです。
参考文献


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