― 1人称と2人称の使い分けでチームを育てる ―
職場での人間関係やチームマネジメントにおいて、こんな悩みを抱えたことはありませんか?
- 「部下が思うように動いてくれず、ストレスがたまる」
- 「上司と部下の板挟みでどう対応すればいいか分からない」
- 「部下の成長をサポートしたいが、どう関わればいいのか迷う」
これらの課題の根底にあるのは、視点が固定化してしまっていることかもしれません。今回は、自己成長とチーム育成を両立するために重要な「2人称視点」について解説します。
1人称視点と2人称視点とは?
1人称視点
1人称視点とは、自分の感情や考えを中心にして物事を捉える視点です。例えば、怒っていたり苛立っているなど感情的になっている時や他者の気持ちを考えず「自分はこうしたい!」といった感覚に基づいて行動する状態です。きっと皆様が困っている部下、スタッフさんはこの状態にあるのではないでしょうか。
2人称視点
2人称視点とは、他者の立場を想像しながら、自分を客観的に捉える視点です。自分と相手の両方を冷静に見つめることで、理性的な判断や行動が可能になります。
1人称で抱く感情を2人称視点で理性的に叶えていくことが大切です。言い換えると、自分の感情を尊重しつつ、その感情を冷静に整理して行動につなげる力を養うことが重要です。
この視点に立つことができれば、お仕事も人間関係もスムーズになる1歩が出せるかもしれません。
2人称視点を持つことの重要性
”誰か”を相手として働く上で二人称視点は必須です。
まして感情に流されず、部下や上司との関係を改善したり、チームを育てたりする管理職には、2人称視点以上の視点が不可欠です。
2人称視点のメリット
- 感情に流されず、冷静に物事を判断できる
- 他者との信頼関係を築きやすくなる
- 自己理解が深まり、成長のきっかけを得られる
たとえば、部下が自分勝手に感じられる場合や、上司に思い通りに評価されずに悩む場合、視点を切り替える問いをすることで、問題を新しい角度から見ることができます。
人材育成における2人称視点の実践
私はキャリア面談の際に、相談者が1人称視点に閉じ込められていると感じたとき、次のような質問を投げかけます。
- 「今のあなたと同じ状況の友達がいたら、何と声をかけますか?」
- 「もし今の悩みを克服した未来のあなたが、今のあなたに声をかけるとしたら何と言いますか?」
これらの問いを通じて、相談者は自分に対し新たな視点が生まれます
また、ストイックで自分自身にに厳しいスタッフの人材育成の現場では、次のような問いをすることもあります。
- もし自分の心を取り出せたら、その自分の心に何と声かけてあげる?
部下が思うように動かないと悩むスタッフや、部下の自己中心的な行動に困っているスタッフ、自分自身に厳しも、1度このように視点をスタッフへ問いかけてみることで、新たな視点、解決策が見えてくることがあります。
2人称視点を鍛えるための実践方法
自己対話を習慣にする
毎日数分、自分の行動や感情を振り返り、「今の自分に何と声をかける?」と問いかけてみましょう。
会話記録をとってみる
自分の会話を録音し、聞いてみましょう。きちんと話を聞いているつもりが、実は間違った受け取り方をしていることに気づくかもしれません。
フィードバックを活用する
他者からの意見を積極的に受け入れ、自分の視点を広げる機会にしましょう。
まとめ
感情に振り回されず、理性的で建設的な行動を取るためには、2人称視点を持つことが鍵です。日々の仕事や人間関係において、この視点を意識してみてはいかがでしょうか?
自分の感情を大切にしつつ、理性的に行動できる力は、長期的な成長や成果に繋がります。ぜひ、試してみてください😊✨


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