資格を取る上で避けては通れない実習
実習、それは机上の勉強と異なり,
実際に患者(ご利用者)を担当し、指導役に評価され、
単に”勉強ができる”だけでは対処出来ない学習。
学力の低さであれば、今まで勉強しなかったことを悔やみ、
やるべきこと=指摘された学力の低さの改善
という明確な課題がわかるのですが、
実習でつまずく学生の多くは、漠然とした不安感を抱いていて、
何をしていいのかわからなくなり焦り、涙を流してしまったり、
普段発揮出来ている明るさも、笑顔も学力も発揮出来ない…
そんなことも多いと思います。
その悩み、自分で解決できる問題?
学力、患者(ご利用者)との関係、指導役との関係、多職種からの連携など、
多方面から評価されているので不安は様々。
指導役から実習合格がもらえるだろうか?
担当患者(ご利用者)に失礼なことはしてないかな、嫌われないかな?
多職種のスタッフにどう思われているんだろ?
不安を挙げればきりがないかもしれませんが、自分の感じている不安材料をリストアップしてみましょう。
そして確認してみてください。
”これは自分でコントロールできる課題だろうか?”
指導役の評価結果は自分では選択出来ない
以前、7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー著)の中に説明されている、影響の輪と関心の輪についての記事を書きましたが、
理学療法士、作業療法士、看護学生の実習もこれを意識することで不安を整理できるかもしれません。
影響の輪とは自分で選択し、影響を及ぼすことのできる範囲、自分でコントロールできる範囲のこと。
関心の輪とは自分では影響を与えられない範囲、自分でコントロール出来ない範囲のことを言います。
不満や不安や困難や悩みは様々ありますが、
指導役、学校から実習合格がもらえるだろうか?
担当患者(ご利用者)に失礼なことはしてないかな、嫌われないかな?
多職種のスタッフにどう思われているんだろ?
これらすべて、自分以外の”他者”が決めることであり、
自分でコントロールしようと思っても、それは不可能です。
実習での合否を決めるのは学校であり、
担当患者(ご利用者)があなたに対し失礼を感じたり、嫌ったりするかどうかは担当患者(ご利用者)が決めることであり、
多職種があなたをどう思うかは実習先の多職種スタッフが決める(感じる)事です。
その自分のコントロールが出来ない”結果”にエネルギーを使うのは非常に疲れます。
担当患者、指導役に対し”どう行動するか”は選択できる

指導役、学校が評価項目と定めている”レポートを提出する””時間を守る””能動的に学ぶ”などの項目をきちんと守る。
担当患者(ご利用者)に失礼が無いよう、はっきり挨拶をする、笑顔を忘れない、しっかり話を聞く。
多職種のスタッフの役にたてるよう患者から知った情報を共有する、掃除をする、話しかける時は忙しくないときにする。
これらすべて自分でできる行動です。
感じている不安を主体的な行動に置き換えることで”自分にできること”が明確になります。
今できることは何なのか
不安や不満や困りごと、漠然とした不安感や苦しみを感じていることを書き出し、
自分で選択し行動できることは何なのか?
自分では決定出来ないことは何なのか?
まずは不安を2つに整理してみることで、自分がすべきこと、できることが見えてきます。
辛い実習も人生の中のではほんの一瞬の出来事。
辛くて、苦しくても、それでも夢を諦めないのであれば、
絶対に無理をし過ぎないようにしましょう。
問題を整理するほど心に余裕がなく、不安な時は、
学校の先生や指導役に正直に相談し、少し休むことも選択に入れながら、
心を落ち着かせてあげてください。
自分の力の及ばないところのことは置いといて。



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