自分ってどんな人なのかな?
「あなたはどんな人ですか?」
そう聞かれたとき、何と返答するでしょうか。
”人に優しくできる人間です”
”真面目な人間です”
”なまけものです”
挙げれば無限に出てくると思います。
自分ってどんな人間?
振り返ってみれば”昔から変わらないなぁ”と思うこともあれば”変わったなぁ”と思うところもあったり。
アイデンティティから習慣形成し結果に至る。逆もまた真なり。
アイデンティティとは「自己同一性」、「自分は一体何者なのか」、「自分らしさ」などと表現されます。
そしてこれまでの行動はその”あなたはどんな人”を体現した結果といえます。
本書では習慣形成について主に書かれているのですが、
そこに大きく関わる根本の部分にアイデンティティがあります。
本書では
結果を求めて習慣を獲得することでアイデンティティが変化する事、
またその逆に、自分は何者なのかというアイデンティティから習慣を形成し、それが結果に導く。
ということについて書かれています。
そして行動変化には3つの層があります。
- 結果はあなたが獲得すること
- プロセスはあなたが行うこと
- アイデンティティはあなたが信じているもの

アイデンティティって人の行動を語る上でかなりの影響を及ぼすようですね
アイデンティティが邪魔をする
あらゆる行動の仕組みの背後には信念の影響(アイデンティティ)があり、
すべての行動は自分のアイデンティティに反していたら長続きしないとあります。
自尊心が関わると必死にその活動を続ける、
自分はスポーツマンだ!というアイデンティティの人は言われなくても体を鍛え続けます。
しかしアイデンティティが不利に働くこともあります。
自分は運動や物事を長続きすることは苦手だというアイデンティティがある人がダイエットに運動という手段を選択しても、
アイデンティティと行動に矛盾が生じ、おそらくその計画は長続きしないでしょう。
痩せたいのに、アイデンティティが邪魔をし、アイデンティティと理想のギャップに苦しむ…
ならばアイデンティティを変化させればよいのです。
アイデンティティを変化させよう
まずはアイデンティティベースで、”自分のなりたい自分はどんなタイプの人間?”と自分に問いかけること。
もし痩せたいのであれば、
”痩せている人はどんなタイプの人間?”
という問を常に意識すること。
お金持ちに成りたいのであれば
”自分の思っているお金持ちはどんなタイプの人間?”
と常に意識する事。
今の時間は休む?勉強をする?スマホを見る?
すべての行動に問いかけることで行動が変わっていきます。
小さな問いかけでアイデンティティに変化が生まれ、行動が変わり、その結果アイデンティティと理想とのギャップは小さくなり、苦しみは軽減されます。
古いバージョンの自分に捕らわれていては苦しみが生まれる
今回私自身考えさせられたことは古いバージョン(一つに固執した)のアイデンティティに捕らわれていては、
新たな行動が起きにくく、理想とアイデンティティのギャップから苦しみを生んでしまうこと。
出世やライフステージや環境が変わり、それに合わせ自分も適応しなければならないときに自分はそういう人間じゃないと行動を拒むようになったり、
行動を自分のイメージと一致させようと内部から圧力がかかる自分自身との矛盾をさけようとするといった苦しみが生まれます。
真面目に仕事をこなすというアイデンティティをもっていたサラリーマンが退職後やることがわからなくなる
子育てに専念していた女性が、子育てに一段落終えたあとに生きがいを失う
サッカーで全国出場に出るという目標に向けて部活を頑張っていた生徒が夢を達成したあとor絶たれた瞬間にやりがいを無くすなど
一つのアイデンティティにこだわっていては苦しみを生み、次のステージに進めません。
ここでアイデンティティの再定義すると、
真面目に仕事をこなす→コミュニティ(組織)の中で役割をこなせると定義すれば、
住んでいる地域の中で役割を見出すことができるかもしれません。
子育てに専念→こどもに携わることが好き、人の支援ができると定義すれば、
親戚や地域のこどもに携わったり、人の支援に関係する仕事につけるかもしれません。
サッカーで全国大会に出場→目標を立て、それに向けて努力できると定義すれば
次の学校への進学、就職に向けて逆算し努力できることができるかもしれません。
まとめ
アイデンティティは
”自分はこういうひとなのかも?”の積み重ね。
本当の行動の変化はアイデンティティの変化。
”自分ってどんなことが好きなのかな”
”どんな人でありたいのかな”
と考え、常に変化し柔軟なアイデンティティを構築して行きましょう。
参考文献↓


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