「自分で考えろ」と言われて困ったときの対処法|考える力を鍛える”経験学習サイクル”とは?

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おろじ

鳥取の中小企業でキャリア支援を行う作業療法士&キャリアコンサルタント。**「自分らしい働き方」**を見つけるサポートをしています。趣味はサッカーとJリーグ観戦!

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「自分で考えろ!」と言われても…

職場や日常で「自分で考えろ!」と言われて戸惑った経験は誰もが1度はあるのではないでしょうか。


実際、「考えろ」と言われても、どう考えれば良いのか分からないことも多いものです。

そんなときに役立つのが、経験学習サイクルです。

このサイクルを使うことで、考える力を自然と鍛えられるだけでなく、次に進む道が明確になります。

今回は、「自分で考えろ」に対処するための経験学習サイクルの使い方を分かりやすく解説します。


経験学習サイクルとは?

経験学習サイクルは、経験をもとに振り返り、学びを得て、次の行動に活かすプロセスです。以下の4つのステップを繰り返すことで、思考力を高めるだけでなく、成長を実感できるようになります。

  1. 経験(Experience)
  2. 振り返り(Reflection)
  3. 概念化(Conceptualization)
  4. 実行(Implementation)

ステップごとの進め方

ステップ1:経験を明確にする

最初のステップは、どんな経験をしたのかを具体的に整理することです。ポイントは、ありのままを記録すること。失敗や課題もそのまま書き出しましょう。

  • クライアントとのコミュニケーションがうまくいかなかった
  • 新しい業務に取り組んでいるが、どこから始めれば良いか分からない

ステップ2:振り返る

経験を振り返り、「何が起きたのか」「どう感じたのか」を考えます。このステップでは、自分の行動や考え方を深掘りすることが大切です。

自分への質問例

  • うまくいった要因は?
  • うまくいかなかった要因は?
  • そのとき、どんな感情や思考があったのか?
  • どうすればうまくいく?
  • クライアントの話に集中できていなかったかもしれない
  • 質問の意図をうまく捉えられなかったのかもしれない

ステップ3:概念化する

振り返りから学びを得て、次に活かせるヒントを抽出します。ここでは、仮説や解決策を立ててみましょう。

質問例:

  • 「本質的な課題は○○ではないかと言うことに気がついた」
  • 「○○する時は△△が大切と気がついた」
  • 「次回は、まず相手の話を遮らず聞く姿勢を大切にする」

など、経験を振り返る中で気がついたことを言語化してみることが大切です


ステップ4:実行に移す

学んだことをもとに、具体的な行動を起こします。重要なのは、小さな行動でも良いので、次の経験につなげることです。

  • 次回の打ち合わせで「聞き返し」を意識してみる
  • 話を聞きながらメモを取り、相手の話を後で要約してみる。など

経験学習サイクルの効果

このサイクルを繰り返すことで、以下のような効果を実感できます:

  • 思考の型が身につき、自然と「考える力」が養われる
  • 振り返りを通じて、自分の成長を実感できる
  • 問題解決能力や自信が向上する

職場での実践例:「自分で考えろ」の代わりに

職場で「自分で考えろ」と言う代わりに、経験学習サイクルをベースにした問いかけを使うと、部下や同僚が考えやすくなります。

具体的な問いかけ例:

  • 「今回の経験からどんなことを学んだ?」
  • 「次はどうしたい?」
  • 「もし今回の課題解決した自分がいたとするなら、何と言うかな?」

これらの質問を通じて、相手の思考をサポートできます。


まとめ

「自分で考えろ」と言われたときに迷わないためには、経験学習サイクルを活用することが鍵です。このサイクルを実践することで、自分で考える力が養われるだけでなく、仕事や日常の課題にも柔軟に対応できるようになります。

また上司であっても部下であっても振り返りで事実と気づきを確認し、概念化の部分である気づきを言語化し、具体的な行動に落とし込めるようなコミュニケーションが取れたら良いですね。

次回、迷ったときにはぜひこのサイクルを試してみてください!きっと新しい発見と成長を感じられるはずです。

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